昭和レトロなキャバレーを一棟貸し切って開催される、演劇×謎解き×マジックの没入型イベント「名もなき怪盗 ~IMMERSIVE CABARET~」が、2025年11月に2日間限定で大阪市淀川区にて行われる。本公演は、京都・祇園町で没入・体感型のシアターを運営する「紅屋」によって企画されている。同店では、プロマジシャンが本気で創り出す「謎解き」「マーダーミステリー」「ホラー」などのコンテンツが提供されており、マジシャンならではの驚きと不思議を詰め込んだエンターテインメントが楽しめる。
物語は、1969年に開かれた一夜の夜会から始まる。煌びやかなシャンデリアが照らす中、ジャズが流れる空間では、夢と現実が溶け合っていた。その場に現れたのは、「名もなき怪盗」からの一通の予告状だった。この物語は、美しき「白銀の剣」が紡いだ、ひとつの想いをめぐる出来事として描かれる。
開催日は2025年11月8日が11時からと15時からの2公演、11月19日が14時からと18時からの2公演となっている。各公演の定員は62名で、所要時間は100分から120分。料金は現在調整中だが、チケットの販売は6月下旬から開始される予定となっている。なお、本公演にはドレスコードが指定されており、結婚式に出席する程度のフォーマルな服装が求められている。Tシャツなどのカジュアルな服装での参加はできない。
会場となる「グランドサロン十三」は、1969年に創業した老舗のキャバレーで、客席および踊り場には約200名が着席可能なソファー席が設けられている。いわゆる「グランドキャバレー」と呼ばれる広さを備えていることが特徴となっている。現在は平日の夜に通常営業を行っており、日曜・祝日は貸会場として利用されている。
外部サイト
名もなき怪盗~イマーシブキャバレー~